2007年10月25日木曜日

織ネーム(ブランドネーム)作成について

このブログを書き始めてから新規のお客様からのお問い合わせが増えております。
ブログを読んで信頼を頂いたようで 色々な相談も受けます。時間が有るときには出来るだけお答えしております。
昨日ネームの件で他社で作った製品でのお問い合わせがありました。
放って置いても良い事とは思いますが 初めて洋服を作る方の参考には成ると思いますのでご紹介いたします。
どちらのお客様もご多分に漏れず安い工場を探してweb上を徘徊するのですが その中で中国工場の掲示板に行き当たる方も多いと思います。そこで知った工場にネーム作成を依頼したそうです。
洋服を作るための副資材(ボタン、ネームなど)の工場は中国にも多数あります。しかし製品としては問題が多いです。今回は織ネーム(ブランドネーム)で問題発生です。通常日本ですと 両端を折り曲げてちょうどブックカバーのような形で納品されるのが一般的です。 ところが相談にいらした方の持ってきたネームは両端の縫い代部分は無く カットも鋏で揺れながら切れており また 刺繍面もそのまま鋏が入っているためにぼろぼろ解けるような有様でした。この状態で四方をミシンで縫っても洗濯をしている内にすぐに解けてしまうと思います。当然当社ではこのネームを製品につける訳にはいかないので改めてネームの作成を提案しました。お客様には まず中国の工場と掛け合って見ては?とお伝えいたしました。それで本日お客様から返答が有りまして お聞きしますと 発注した相手は工場の担当者ではなく現地のガイドさんだったようで 何を言っても何も聞き入れないそうです。本当に困った状況になってしまっております。
もし 当社で製品をお作りに成りたい場合は ネームを作る前に一度ご相談ください。ネームの発注は他社でも構いませんので大きさ 形などの相談はさせてください。

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