2009年1月12日月曜日

韓国の縫製工場について

最近の円高に加えて ドルよりも凄い速度でウォンが下がっています。
これにより韓国国内は大混乱で すでに当社関連企業も2社潰れました。
何が起こっているかと言うと ウォン下落に寄る輸入資材の高騰です。
それに伴いまして 生地値が40-50%程度、また輸送料も30-40%程度
あがりました。
相対的にはウォン安により日本での仕入れ価格は安くなるはずなので
すが 韓国はもともとほとんどの資材を輸入して加工して輸出すると
言うビジネスモデル動いていますから 資材の輸入価格が上がれば
当然輸出価格も上がります。国内の食料品なども輸入に頼っておりま
すから当然 物価も上がっています。
韓国は労働組合が強い国ですから 賃金の値上げ要求が激しく 経営
者は それに耐え切れなくなり倒産に追い込まれたというわけです。

ここで機転の利く業者が生き残っていくのでしょう。

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